木材を売る仕事をしていると、 お客さんによって自分のテンションがまったく違うことに気づきました。
たとえば、「とにかく安くて大量に仕入れたい」というお客さんと、 「この家を建てる家族のために、いい木を選びたい」という大工さんや工務店さん。
同じ木材を売るのに、後者への説明には自然と熱が入るんです。
「この木目ならリビングに映える」 「この材は湿気に強いから、水回りにも安心して使える」
そんな言葉がスラスラ出てくる。 お客さんの顔と、その先に建つ家が浮かぶから。
最近、お施主様から直接お問い合わせをいただく機会が増えています。
インターネットの普及で情報が手に入りやすくなったこと、 材料供給が不安定な時代になったこと、 本物を求める方が増えていること、 そして木材を加工できる工務店さんや大工さんが少なくなっていること――
そういった背景が重なっているのだと思います。
人生に一度しか建てられない家。 その中でも特に重要な材料に真剣になるのは、当然のことだと思います。
よくあるお問い合わせが、茶室や和室の床柱を探しているというものです。
工務店さんにお願いすると選択肢が限られてしまうことが多いため、 「自分で選んで、納得して買いたい」というお施主様が多くいらっしゃいます。
そういった方とは、電話やLINEでやり取りしながら、 部屋の大きさや使用用途、求める雰囲気をじっくり確認します。
そのうえでサイズ感や材種を選定し、 実物の写真をお送りして、ご納得いただいてから決定に至ります。
時間はかかります。 でも、その時間こそが大切だと思っています。

そして本当は、ぜひ足を運んで実物を見ていただきたいんです。
倉庫には数万本の丸太が並んでいます。 同じ種類の木でも、一本一本表情が違う。
横に並べて見比べたり、触って感触を確かめたり―― その中から「これだ」と思える一本を選ぶ体験は、 きっと忘れられないものになるはずです。
「この人の家になる木だ」と思うと、 木目一本、節の位置一つまで、真剣に向き合わずにはいられない。
誰に売るかを決めることは、チャンスを狭めることじゃない。 自分の熱量を守り、言葉に魂を込めるための選択なんだと、 この仕事を通じて実感しています。
※文章が上手すぎると感じた方、鋭いです。AIのClaude先生に手伝ってもらいました。経験と気持ちは100%自分のものですが、言葉のセンスはお借りしました(笑)

少しでもご興味やご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。
メール:uenomeimokuten@gmail.com お電話:080-2517-1411(上野)